「普通」のありがたさ

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  • 2011/04/15(金)
  • 「普通」のありがたさ

 振り返ってみるとこの一ヵ月は長かった。3月11日は生後二ヵ月の娘と家にいました。一回目強い揺れが来た時はすぐ娘を抱きかかえ、二回目に揺れた後はすぐ保育園へ上の子を迎えに行きました。子供を抱きしめながらも自分の不安は隠せなかった。隣のおばちゃんに声をかけられ、一緒にスーパーで最小限の食料を買いに行きました。声をかけていただいて本当に助かりました。その後、スーパーに出かけたら…テレビが報道していたパニック状態を目の当たりに。買占めを控えることはよく分かりますが、家族のために食料を確保することも切実です。それから放射能の問題が深刻になり、乳幼児抱えているため親族が心配しますが、夫を置いて避難するのも辛い。上の子は赤ちゃん返りして母乳を飲みたがり、二人に安全な母乳を与えられるか心配ですが、家族一緒に乗り越えようと決心しました。被災者の事を思うと、不便とは言えませんが、普通に生活できることのありがたさをあらためて感じました。今、母親の私ができることは、『節電』『子供を安心させる』『情報の把握』『少しずつ飲用水を買うこと』。これで頑張っていきます。   莉莉子