解釈は難しいけど存在意義はわかる

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  • 2013/12/11(水)
  • 解釈は難しいけど存在意義はわかる

 「道徳」の教科化で今賛否を問われておりますが、台湾の義務教育で『生活與倫理』と『公民與道德』を受けた一人として、その答の難しさは理解できます。不惑の年になった今、あの時何を学んだのか正直一つも覚えてません。でも試験には合格しないと進学できないので教科書は丸かじり。でも、唯一わかったのは、他者と共存する社会において「道徳」とか「倫理」と言われるものが存在することです。正しいのかどうか別として、例えば年寄りを大事にしないと、やがて自分も年を取り大事にされなくなり...例えば自ら礼を重んじれば相手も礼を知る... 実を言えば少しも崇高なことではなく、共生社会における一種の基本であることと理解できるようになります。「道徳」とは何かを知るより、「道徳」というもの(言葉)が存在すること知り、そして、それを身につけることによって、ルールから逸脱することを免れ、身を守ることになります。

ちなみに学生時代、「道徳のない奴だ!」というのが流行りの捨て台詞でした(笑)。なんとなく秩序や均衡を求めていた時代だったのかもしれません。     スタッフ~奈乃